1980-11-12 第93回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
その中でもいろいろと言われておりますけれども、過去十五年間ぐらいNHKの状況というものを見てみますと、カラー受信契約数の増加が四十六年度をピークに減少の傾向をたどっておりますね。それから受信料収入の頭打ち傾向、これが順次に明確になってきている。
その中でもいろいろと言われておりますけれども、過去十五年間ぐらいNHKの状況というものを見てみますと、カラー受信契約数の増加が四十六年度をピークに減少の傾向をたどっておりますね。それから受信料収入の頭打ち傾向、これが順次に明確になってきている。
そこで、まず最初に、このカラー受信契約の今後の伸び率といいますか、これは一体どの程度に考えておられるか、来年度については予算で拝見をいたしておりますけれども、その後の様子がよくわかりませんので、大体のことでけっこうでありますから、カラー受信契約がやがて上限に到達をするときが、私の推測では大体一年半から三年の間に上限に到達するのではないか、こういうふうに判断をしておるわけでありますが、ひとつNHKのほうから
御説のとおり、カラー受信契約の見込みにつきましては、いまの実績から見ましてもかなりの差を生じております。今後のそれは、ただいま見直し中でございまして、その長期構想の三年目にあたります明年度予算、四十五年度におきましては、新しく見直したものが、計上されております。
したがって、NHKとしては、常に経営効率の向上をはかり、最少額の受信料をもって最大の効果を発揮するようつとめる必要があり、今回の新受信料についても、その支出の適正を期するとともに、料額の調整についても不断に考慮し、カラー受信契約の急増等によって想定を越えた収入があげられる場合においては、普通カラー等の再契約を通じてその引き下げをはかるようにすべきであると存ずるものであります。
第二は、協会は、その公共放送の性格と使命にかんがみ、カラー受信契約が五カ年計画の目標台数を上回った場合、その増収分はそのまま受信料の値下げに還元すること。 第三には、難視聴地域の解消を積極的に推進し、カバレージ一〇〇%達成に鋭意努力してもらいたいことであります。